ページの先頭です。本文を読み飛ばして、このサイトのメニューなどを読む
サイト内の現在位置です:
質問内容 もくじ
照度及び照明環境
- Q: コンピュータ室でよく使われているホワイトボード面での照度は黒板面と同じでよいのでしょうか?
- A: 黒板の面が黒色又は緑色でなく白色であったとしても同一の基準(黒板の照度基準)と考えて差し支えないのではないと思われます。
- Q: テレビ及びディスプレイ画面での、垂直面照度の測定方法
- A: 画面からの影響を防ぐためにスイッチを消した状態で画面の中央部分の垂直照度を測定する。方法としては照度計の受光部の背面を出来るだけ画面に密着させて形状に合わせて測定します。
100~500ルクス程度が望ましいといえます。
なお、コンピュータ設置教室の机上の照度は500~1000ルクスが望ましく、画面等に反射や陰が見られないようにします。
教室の空気についての質問
- Q: 平成15年7月31日付けの日学薬の事務連絡では、ホルムアルデヒド及びVOC検査は「空気の捕集は子ども達の在室しない時に行い・・」とありますが、当初は「通常の授業時の状態で(窓を空けている時は空けて、閉めているときは閉めて)」だったものが、変更になったと記憶しております。昨年からの県の通知では、そのへんについては意図的に感じますが明記されておりません。どうなっていますでしょうか?
- A: 「学校環境衛生の基準」のホルムアルデヒド及び揮発性有機化合物の測定にあたっての項、「---授業が行われている場合は通常の授業時と同等の状態で、当該教室に児童生徒等がいない場合は窓等を閉めた状態で、机上の高さで行う。--」という内容について、当初かなりの誤解が生じて理解されたようです。
「通常の授業時と同等の状態で」とは、窓開けか、閉めるのかという議論ではなく、測定時の教室のそのままの状態のことです。ご質問のように(窓を開けている時は開けて、閉めているときは閉めて)ではなく、「窓が開いていればそのまま、閉めていればそのままの状態で」測定に入るということです。その時、極端な窓全開では外気量の測定と同じことになるので、換気のための多少の窓開けのみを想定しての規定と考えられます。
しかし、その状態がはっきりしないなど、混乱を招かないため測定について通知したものと理解しています。したがって「空気の捕集は子ども達の在室しない時に行い、空き教室、土、日の測定も可能である。」としています。また、日常のVOCの発生量や、児童生徒へ暴露量を知るためには、授業中の測定を排除するという主旨ではないわけです。
それは、測定法の原則からいえば、ホルムアルデヒド及び揮発性有機化合物測定にあたっては、測定時の環境条件の把握は欠かすことはできません。
教室の環境条件として、温熱条件や教室の換気条件等の同時測定が必要です。温熱条件の測定はそれ程困難ではありませんが、教室の換気量(換気回数)も正確に測定しておかなければなりません。
このため、空き教室では、測定時に窓閉めや第1種機械換気など、一定の環境条件であれば測定が容易であるので測定法の1つとして通知したものです。この場合でも教室の正確な換気量を知らなければならないことは当然です。
なお、詳細は基準解説*をご覧下さい。
*(「詳解・学校環境衛生の基準」p.空-15~17など参照)
参考:
- 通知1 学校健康教育課長等通知(15ス学健第11号 平成15年7月4日)
- 通知2 日本学校薬剤師会名通知(事務連絡 平成15年7月31日)
- Q: ホルムアルデヒド簡易測定のツールで、スクリーニング検査で、基準値の2分の1という数値の根拠はなんでしょうか? また、検知管の実測値に温度による補正係数をかける意味はなんでしょうか?
- A: 「シックハウス問題とその対策」をみて頂ければと思います。
ppmは体積の単位で体積は温度により変化します。そのため簡易法のうちデジタル表示のものは予め補正係数を決めて数値化しますが検知管は目視ですのでそのときの室温による補正係数を自分でかけて計算する必要があります。
スクリーニング検査で基準値の1/2の根拠については様々なとらえ方があると思いますが正式なアクティブ法、パッシブ法と比べて検知管を例にとれば補正係数が非常におおまかといえると思われませんか?こうした点を考慮すれば1/2という数字も理解できるのではないでしょうか。
飲料水の管理についての質問
- Q:学校の水道水を飲んではいけないのでしょうか?
- A: 水道水については本来、飲用して問題ないものです。(生水ではなく管理されたものであるからとの立場です)
学校の水道水が飲用ダメとのことであれば検査をほとんどすることがない家庭の水道水はどうなのか?ということにもなります。
ただ、問題なのは水道水と一言で言っても様々な給水方法があることです。代表的なものをあげれば
- 直結栓
- 受水槽を経たもの
- 高置水槽を経たもの
- ウオータークーラー
ですが、
1.は自校式の給食室等でよく見られますが本管直結であり問題ないと考えますが、家庭と比べ本管からの取水管が長めであることは十分に注意する必要があります。(十分に流す)
2.3.4.については使用水量と貯水量の関係が適当であるかどうか?が問題となってきます。残塩が0.1以上になるのに5分以上かかることは結構ありますしタンクの定期的な清掃が必要です。
飲用に当たってはこうした点を十分に考慮したうえで、日常点検を必ず実施し基準を満たすことを確認したうえで飲用に供するべきと考えます。
なお、ペットボトル・水筒についても口を付ける等のことによる汚染も考える必要があることはよく知られていることです。水道水について飲用を一律に禁止することはどうか?と思います。
学校給食の食品衛生についての質問
- Q: 学校給食における熱風消毒保管庫の温度について、学校環境衛生基準解説書(バインダー本)本文では、90℃以上にするようにとの記述がありますが、参考4の文書の中では80℃30分以上になっております。また、1995年刊行の学校給食の食品衛生別冊では85℃以上になっています。時間との関連、また食器の材質にもよると思うのですが、どの値を指導するのがよいのでしょうか?
- A:熱風消毒保管庫内の温度は80、85、90度と記述があります。
庫内の温度測定はサーミスターなど精密測定できるものから、サーモラベルなど温度範囲を簡易に測定できるものがあります。一方、熱風消毒保管庫の性能も設定温度を指定(80、85、90度など)して30分サーモスタットで点滅するもの、指定温度がくればその時点で点滅するものがあります。要するに消毒には、ぬれた状態の食器の温度が最低80度以上、30分以上必要であることで表現が異なっております。
- Q: 学校給食検査の食器洗浄脂肪検査でクルクミンアルコールを使用していますが、ポリプロピレン食器にはでないオレンジ反応が強化磁器にうっすらと出ます。洗剤の残りが反応するとピンク反応がうっすらと出ることがありますが、それとは違い、なぜか強化磁器にだけ出るような気がします。これは問題ないのでしょうか?
- A: 問題ないと思われます。
クルクミン試薬そのものが本来黄色ではなくオレンジ色であり、中酸性で黄色、アルカリ性で茶色を呈します。
そのため洗剤の残留、酸化還元等でも変化しますし、紫外線と酸素の共存で漂白される性質もあります。
水泳プールの管理
- Q: プールの消毒剤について、ハイクロンの液を使用しているところへ、ハイライト固形(イソシアヌール酸)を補充している学校があるが大丈夫でしょうか?
- A: 無機製剤である次亜塩素酸Na、ハイクロンを使用しているプールにおいて、プール水中で有機製剤であるハイライト(イソシアヌール酸)固形を補充(混用)して用いることには問題はありません。
ただし、有機・無機の製剤同士を混合してプールに投入することは混合によって塩素ガスが発生することがあるためできません。
薬品庫などでも同一場所に置かないよう注意が必要です。
- Q: 水道水は全国でもハイクロンですか?
- A: 現在、日本においては飲料水・食品添加物許可は次亜塩素酸Na、ハイクロンは認められていますが、イソシアヌール酸(有機系)は認められていません。
ただ、世界的には飲料水への使用が認められ使用されている国もあるようです。
- Q: ハイクロンとハイライトとでは、トリハロメタンはどちらが残りやすいですか?
- A: トリハロメタンは水中の有機物質(フミン質)と有効塩素が反応して生成される有機系塩素化合物であり現行の急速濾過システムでは除去できにくいことが問題となっています。
トリハロメタンの生成量とpH値は正の相関があると言われていますのでどちらかといえば酸性に傾きやすいイソシアヌール酸かと思われますが問題視されるほどの差はないと思われます。
- Q: 井戸水をプール水とグランドの撒布水として利用したいと 公立高校より申し出がありました。 プール水を上水道1/2 井戸水1/2として利用したいとの事です。 井戸水の検査としては井戸水を飲料水とする場合の検査が必要でしょうか?
- A: プールに井戸水を加える場合、プール使用時の給水等で常時、遊離残留塩素濃度が0.4以上を保つことは困難と考えられます。
このため井戸水とプールの間に塩素注入器を設置する必要があると考えられます。
プール水の原水については、学校環境衛生の基準で"飲料水の基準に適合するものであることが望ましい"とされていること、つまり“飲用適"であることが必要と考えられます。
このためプール水について環境衛生の基準では9項目の検査となりますが、これだけでは“飲用適"にならないのはご承知の通りです。健康関連の1~30のうち消毒副生成物の項目を除いた18項目+プール水5項目(一般細菌・大腸菌・pH・有機物・濁度)の23項目の検査は必要と考えられます。
詳細は保健所等でご相談ください。
なお、プール水の検査については学校環境衛生の基準に定められた水質(ア~キ:トリハロ・濾過後の循環水の濁度は年1回、他は使用日数の積算が30日を超えない範囲で1回:条例で月1回と定められている場合もある)検査を実施します。
- Q: 着衣水泳後の対応について
- A: 着衣水泳は災害時に対する訓練として実施されるもので靴・衣服等を着用したまま行われるために、プールを水抜きし、清掃する機会を選んで実施するとよいといわれています。が、実際には遊泳期間中に行われている所が多いと思われます。
訓練を行った後にプール水の換水を必ず行う必要があるかとの質問ですが、法的にやらなければならないとの規定は見あたりません。ただ、プール水は飲用する水質と同等であるということ、又、着衣水泳は遊泳でなく訓練であることから学校薬剤師としては換水を指導すべきと考えます。
しかし、様々な理由で換水が難しい場合は、
- 着衣・靴等は洗ってきれいな物を使用する
- 訓練後、ろ過器を回したまま1~2日ろ過する。
- 遊泳に供する前に必ずプール水の水質検査(pH・残留塩素濃度・濁度・KMnO4消費量・大腸菌・一般細菌)を行い基準にあっていることを確認する
といった対応を最低限行い記録した上で使用する必要があると思われます。
学校の清潔についての質問
- Q: 砂場の消毒について
- A:
- 消毒薬を使用する方法
次亜塩素酸ナトリウム(100~200mg/L)をじょうろのようなもので十分に浸みるように散布し1~2日程度出入り禁止にして放置する。他にイソシアヌール酸の溶液でも可。
- 抗菌砂を使用する。
- 加熱処理をする方法(業者委託となる)
サンドクリーン等の名称で熱処理車の中で加熱処理を行う方法。蒸気で行う方法もあるそうです。
があります。
手軽な方法としては(1)でプール水の消毒薬等が利用できますので比較的簡単にできます。
犬・猫ができるだけ立ち入らないように対策し定期的に消毒を行えば良いと思われます。ただ、幼稚園など小さな子どもがいる場合には、消毒中は子どもが消毒液や砂場にふれないよう管理に十分注意をしてください。
ただ、学校における「砂場の管理」の指導ではこうした消毒等の措置を指導するのではなく、「砂場にペットなどがみだりに出入りできないような構造や覆うなどの方法で侵入できないようにし、かつ、砂場で遊んだ後などは手洗いを励行し清潔に心がけること」といった措置を指導するようにこころがけていただきたいと考えます。
- Q: 学校薬剤師の行う理科室の点検項目で「電気・ガスを教室の外から断続できること」。と言う項目があるが、室内ではいけない具体的な理由は?
- A: 科学実験などの折、爆発や火災の発生で、理科室を閉鎖する必要があるからです。
机、いすの整備についての質問
- Q: 肥満の子供に対する机といすはどのように指導したらよいか?
- A: JISの規格にあった机、いすが学校では整備されていて、机、いすは子どもの身長又は下腿長を測定して配置することになっています。従って、机、いすの号数が異なっても良いですから子どもに合ったものを与えていただくようご指導ください。
ネズミ、衛生害虫等についての質問
- Q: ダニあるいはダニアレルゲン検査について
- A: 測定法については
- 匹数計測法
- ELISA法
- 簡易法
があり、それぞれに長所と短所があります。
簡易法ではマイティチェッカーによる方法が基準と合致すると思われます。電気掃除機の性能については普通300~500Wの家庭用掃除機が目安と考えます。
ダニスキャンについては検査法としては同等と思われますが採取方法などが多少違いますので他との相関を調べたいと考えています。
入手方法につきましては両法ともネット販売等もされていますし、マイティチェッカーについては学校用に5コ入りもシントーファイン(株)より発売されていますし、日学薬、保健会等でも斡旋しています。
その他の質問
- Q: “薬物防止キャラバンカー"の招致、および講演の問い合わせ先は?
- A: 〒105-0001東京都港区虎の門2-7-9
麻薬・覚せい剤乱用防止センタ- キャラバンカ-事務局
03-3581-7429
各県の日薬務課へお問い合わせになれば手続きを教えてもらえると思います。
- Q: 次亜塩素酸カルシウム(さらし粉)の製品のうち、小包装を製品として製造しているメーカーを検索しています。薬局が購入する際、ハイクロン(錠剤)-20(日曹)では、包装が20kgと大包装です。
- A: さらし粉は、試薬を取り扱う問屋にお尋ねになれば、ポンド(450g)で販売しているようです。¥600前後で手に入ると思います。
ページの終端です。ページの先頭に戻る